考える紫

「考えること」を大切にしている、集団生活が苦手な若造のブログです。

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女を見下し、女らしさを求め、女を好きになる

※はじめての方はこちらをご覧ください。

 

「(実質的に)はじめの記事はどんなものにしようか」と考えていて、ある女の子のことについて書きたいと思ったのだが、その前に私の女性観を語っておかなければいけないと思い、この記事を書くことになった。

 

誤解を恐れずに言えば、私は女性を見下している。

 

<女を見下す>

私が女性を見下すのは、「女性は感情的で思考力が足りない」と考えているからだ。

もちろん、全ての女性がそうだとは言わない。

しかし、そういう傾向はあると思う。

 

『ナンパを科学する ヒトのふたつの性戦略』を書いた坂口菊恵先生の授業を受けたことがあるのだが、その授業では「脳の性差」も扱った。

女性は男性に比べて脳梁という部分が太く、右脳と左脳を結びつける力が強いので、右脳で感じた感情を左脳で言葉に変換し外に出すということに優れているそうだ。

そういう考え方に基づくと、「自閉症=超男性脳」という仮説が成立するらしい。

実際、自閉症の人は女性よりも男性の方が多い(ローナ・ウィング『自閉症スペクトル―親と専門家のためのガイドブック』84頁参照)。

また、黒川伊保子氏の『キレる女 懲りない男―男と女の脳科学』も脳の性差について触れていて興味深かった。

 

数か月前に映画『アンナ・カレーニナ』(1997年版)を観たのだが、「女性のヒステリー」が描かれているシーンがあって妙に納得した。原作者も監督・脚本も男性なので、女性のヒステリーに疲弊している男性の実感がこもっているのではないか、なんて想像する。

この映画以外にも、「女性のヒステリー」は多くの映画で描かれている(という印象がある)。

 

そういうわけで、私はここ最近「女性=感情的で思慮不足」という考えを強めてしまった。

私は「考えること」に価値を見出し、重きを置いているので、それをしない(できない)女性という生物を見下してしまう。 

 

 

<女らしさを求める>

こんなことを書いているが、私は女だ。

わざわざ書かなくても、そこかしこに女臭さは出ていると思う。

私は女性を見下しているが、自分が女性であることを不幸に思わない。

むしろ、「女性らしくありたい」という気持ちが強い。

私の中で「女性らしさ」は強迫観念に近いかもしれない。

「ロングヘアーの方が女らしい」と思うから、ずっと髪を伸ばしているし、

「巻き髪の方が女らしい」と思うから、出かける時は必ず巻くし、

「スカートを履くほうが女らしい」と思うから、毎日スカートを履くし、

「清潔な方が女らしい」と思うから、ティッシュとハンカチのみならず、除菌ティッシュ・歯磨きセット・衣類消臭スプレー・爪楊枝などは必ず持ち歩くし、

「足を閉じて座った方が女らしい」と思うから、椅子に座る時は足を閉じるように心がけている(何か別のことに夢中で足が開いていることもあるかもしれない)。

言葉遣いや仕草なども、できる限り「女らしさ」を意識している。

しかし、どれだけ頑張っても「真の女」にはなれない気がする。

街で女性を見かけても「あぁ、自分とは違うな…」と思ってしまう。

そしてまた「女らしさ」を求め、模索する。

私の考える「女らしさ」はどこかズレているかもしれない。

しかし、思いつく限りの女らしさを実践するしかないのだ。

 

 

<女を好きになる>

率直に言うと、私はバイセクシュアルのケがあると思う。

男性に恋愛感情を抱くし、交際したこともある。

しかし、これまでに2人の女性に特別な感情を抱いたことがある。

それが恋愛感情なのかどうかはわからないが、他の女性とは違う魅力を感じていた。

その2人の女性については、次の記事で書こうと思う。

 

以上が私の女性観である。

これに対しては、好意的に受け取ってくれる人は皆無だろうと思っている。

 

最後に、この記事で紹介した本のリンクを貼っておく。

ご一読ありがとうございます。

 

ナンパを科学する ヒトのふたつの性戦略

ナンパを科学する ヒトのふたつの性戦略

 

 

 

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キレる女 懲りない男: 男と女の脳科学 (ちくま新書)

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